愛知県の東端部に位置する東三河地域は、日本トップクラスの農業生産地です。
日本有数の日照時間、温暖な気候、海山に囲まれた地の利など、農業に適した自然環境が揃う東三河は、古くから農業王国として豊かな暮らしを培ってきました。
市町村別の農業産出額
田原市 全国1位
豊橋市 全国10位
東三河地域で生産される全国第1位の主な品目
キャベツ 270億円 21.7% 田原市、豊橋市
しそ 128億円 70.3% 豊橋市、豊川市、田原市
とうがん 5億円 41.7% 豊橋市
きく 216億円 34.6% 田原市、豊川市
農産物の種類は70種類以上
東三河が誇るこれらの食・食文化をブランド化しつつ、健康や環境問題といったSDGs、持続可能性に取り組む必要があります。
BE A FOOD CREATOR
三河の持続可能な未来を共創しよう
中央構造線がつくった自然環境のもと豊かな暮らしを培ってきた東三河。
干害や自然災害に見舞われながらも、開拓精神あふれる先人たちの功績で日本トップクラスの農業生産地に。
東三河の風土と文化が食・食文化の創造者をつくりだし、この地域を豊かにしている。
しかしながら、ブランド化が十分にできていない点や、健康や環境問題といった SDGs、持続可能性に取り組めていない等の課題も存在。
持続可能な開発目標に沿った施策へとアップデートするそれこそが、東三河の持続的な成長へとつながる。
VISION
フードクリエイターの聖地
世界中からサスティナブルで付加価値の高い農業ベンチャー、フードビジネスをやりたい人が集まる。
その結果、東三河がブランド化し地域住民がシビックプライドを持つようになる。
MISSION
次世代フードクリエイターの人材の発掘と育成を支援し、フードクリエイターの聖地としてのブランド構築と持続可能な地域社会を実現する。
持続可能な成長を実現するためには、フードクリエイターの定義もアップデートし、その定義に沿った人材を世界から集め、育成を支援することが必須となり、それこそが本事業のミッションとなります。
フードクリエイター1.0:東三河の食材が豊かなのは、その生産インフラに取り組んだ東三河の初期のフードクリエイター1.0(神野新田、豊川用水など)の功績による。
フードクリエイター2.0:現在の東三河の食材は、フードクリエイター2.0(現在の東三河の食文化に貢献している生産者、料理人、プロデューサー)の功績による。
フードクリエイター3.0:次世代フードクリエイター3.0は、持続可能な世界に向けて社会課題に取り組む食・食文化の創造者。
VALUE
フードクリエイター3.0の行動指針
フードクリエイターの聖地のブランド化による価値創造を目指し、持続可能な地域社会を形成する。
健康や環境に配慮した生産物をつくり付加価値を高める。
新しい食文化によりWell-Beingを目指す。
生産・加工・調理・流通が一丸となり地産地消を実現。
伝統を継承しながら、フードテック・アグリテックなどを活用し、革新をもたらす。
愛知県豊橋市の駅前大通りに2021年11月にオープンした「emCAMPUS」は、食の発信拠点「emCAMPUS FOOD」、知と交流の創造拠点「豊橋市まちなか図書館」、東三河の新しい価値の創造拠点「emCAMPUS STUDIO」などをもつ、食・健康・学を楽しめるキャンパスです。
1FのemCAMPUS FOODはピザ・和食・洋食・カフェ&スイーツの全4つのジャンルからなるフードホールで、東三河を中心に、全国、世界の『美味しい』が凝縮。
食の発信拠点として、新たにフードビジネスを興すクリエイターの発掘、育成、クリエイターが生み出す様々な商品・サービスを発信しています。
デジタルemCAMPUSとは、東三河フードバレー構想及び、フードクリエイターの取り組みを世界へ発信するオンライプラットフォームです。
▶ 「emCAMPUS」での取り組み
▶ 東三河フードバレー構想の取り組み
▶ 東三河の地域情報
を発信します。
日本トップクラスの農業生産地である東三河から発信することによって、食・食文化の社会課題に挑戦し、持続可能な世界を目指していきます。